群馬県は、昨年度、新型コロナで増えた教諭の負担軽減のためのスクールサポートスタッフと、3ヶ月も学校が休止となった子ども達の支援のための学習支援員を、各学校に配置しました。伊勢崎市でも、スクールサポートスタッフ16人、学習支援員60人がコロナ禍のもとでの学びを支えてきました。

今年に入っても新型コロナの第3波、第4波が起こりました。感染防止の消毒などに神経をすり減らす教員の負担は変わらず、子ども達の学習環境も落ち着きません。それなのに、群馬県は今年度、この2つの予算を全額カットしてしまいました。

一方で、ギガスクール(子ども1人1台のタブレット配備による情報化教育推進事業)のための教育DX推進スタッフ13、各校を回ってタブレット利用の環境を整えるICTサポータを新たに配置しました。

伊勢崎市は県に、「せめてスクールサポートスタッフの再配置を」と求めています。