市長のワクチン優先接種について
報道機関の問い合わせで、4月27日に伊勢崎市長がワクチンの優先接種を受けたことを明らかにしました。「感染リスクを低減させ、責任をもって市政運営に当たるため、早期の接種が可能か検討していく中で、厚生労働省のワクチンの利用制限の緩和等により、医療従事者用のワクチンを高齢者に使用することが可能になったことから接種を受けた」と市長は質問で答弁しました。
市長が優先接種するのは「職務上必要」と理解を示す市民の方も多数おります。一方ワクチンの予約が取れずで大混乱している状況の中、責任者が「私は先に打たせていただきました」という話に嫌悪感を持った人もたくさんおられ、党市議団にも抗議の電話が寄せられました。
市長は当初「医師会の先生、医療従事者が打ち終わった段階でワクチン接種をした」と言っていましたが、途中から「市民病院の医療関係者が終わった段階で」と説明が一転しました。どちらが正確なのかの質問には答えませんでした。また接種の時点で「医療従事者や救急隊員がどの程度接種を受けていたかはわからない」というのです。
議員説明会では、高齢者用ワクチンを打ったので、医療従事者用ワクチンを打ったと書いたマスコミに訂正を求めたと言っていたのですが、どの顔して訂正を求めたのでしょう。
重責を担う市長が感染しない措置を早期にとることは必要なことですが、マスコミの調査では県内12市で優先接種は臂市長だけですので、経過の説明は一貫してもらいたいものです。 (K)
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