群馬県議会に複数の共産党議席が誕生!
本日行われた統一地方選の前半戦で、群馬県議会で空白であった共産党議席が複数復活しました。前橋市区の酒井宏明さんと高崎市区の伊藤祐司さんです。県民の意見を県議会できちんと反映する議席の確保は重要な意味があると思います。2人が当選して、群馬テレビのインタビューに応え、決意を語っている写真です。
4月7日志位委員長を迎えての街頭演説
午後3時45分よりPOWERMALL前橋みなみ近くで開かれた街頭演説会では志位和夫委員長が訴えました。志位さんは、立場の違いを乗り越え、東日本大震災の復興をとまず呼びかけました。選挙戦をめぐって、第一に原発事故の処理の問題を取り上げました。全ての専門家の力を結集することの大切さと東電・国があらゆる情報を開示することを訴えました。福島原発の地震・津波による被害状況や日本の情報衛星からの写真など非公開になっているそうです。第二に地震からの復興の問題を取り上げ、国難として、現在の300万円までの助成金などを1000万単位に引き上げる必要があると指摘、大企業や大金持ちへの減税分、政党助成金、米軍への思いやり予算などを復興費に回す必要性を訴えました。また、大企業の内部留保250兆円のうちの60兆円分の震災復興国債の発行を提案しました。第三に国のエネルギー政策の転換を訴えました。安全神話の上に立つ原発運営では、同じことを繰り返す、危険性を認識した上での安全対策が必要。また、ドイツが自然エネルギーに依拠したエネルギー政策が推進されている、日本も根本的な転換が必要。第四に、地方の福祉・災害の問題を取り上げました。群馬県は財政力では全国15位なのに、福祉(民生費)では35位という矛盾は、県民を大切にしていない証拠だと指摘、県内の11カ所ある消防本部を1つに統合しようとしているのは、防災上最悪の選択だと指摘、県議会が県知事の与党一色になっている現状を変えようと力強く呼びかけ、共産党の県議団の確立のために奮闘をと締めくくりました。