JCP伊勢崎市議団ブログ

日本共産党の伊勢崎市議団のブログです。北島元雄市議、長谷田公子市議の2名です。市民の暮らしを守る立場から日夜全力で取り組んでいます。悪政続く安倍政権のもとで、市民と野党の共闘、良識ある保守の皆さんとも協力・共同の立場で市民生活擁護をめざします。

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原発事故から1年。いまだに16万人が避難を余儀なくされ、事故の収束のめども立っていません。
3月11日、高崎の城址公園で「力合わせる200万群馬、3・11さよなら原発アクション」が同実行委員会の主催で開催されました。県内各地から2500人が参加、原発なくせの声を上げました。
 制服向上委員会などのコンサートが行われたのち、震災で亡くなった方へ黙祷し、集会が開会されました。
集会では福島から避難している女性の怒りの訴えや、各界各層からのアピールが行われました。終了後高崎市内を行進しさよなら原発を訴えました。

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清明高校グランドに売却

 連取元町にある水道庁舎用地は、一部を水道局の建物として使用していますが、残りの2万2千屬論玉盛盥擦離哀薀鵐匹箸靴童に貸与してきました。
 この土地は平成7年に、水道庁舎用地として、西部区画整理の学校用地を目的変更し購入したものです。購入が提案された、平成6年12月議会で北島元雄議員は、「水道庁舎用地に文化会館や、伊勢崎聖苑に匹敵する広さの土地がなぜ必要なのか。過大でムダな投資」「土地の利用もはっきりしていない計画」と追求し反対しました。
 市は「少し広いが、三和町に計画した配水池をこちらに移す、将来のために今購入しなくては」と、共産党議員団以外の議員の賛成を得て購入を強行しました。
 その後用地の一部に建設した水質検査棟は、水質検査が民間委託になったため不要になり、そこに水道局本体が移り、庁舎建設の必要はなくなりました。他の利用計画は具体化せず、清明高校開校と同時に残りの用地をグランドとして県に無償で貸しました。
 日本共産党議員団は、金利もかさむこの土地売却を繰り返し求めてきましたが、先延ばししているうちに地価は下がる一方となりました。
やっと計画を見直し売却を決め、このほど群馬県教育委員会と話がまとまり、新年度県予算にも購入費が計上されました。

一世帯1万6800円の負担

 つい3年前まで固定資産評価額を7億円と言っていたのが、いまでは不動産鑑定士による土地の評価額は5億8千万円までに下がり、結局11億5465万円で購入した土地を、5億8千万円で売却することになりました。
 これまでに購入資金の借り入れ金利を、7億1391万円払っており売却損は合わせて12億8千万円と購入額を上回る損失となります。
 この損失がすべて水道料金に跳ね返っているわけです。これは加入一世帯16、800円の負担となります。なぜこのようなことになったのか検証と、市民への説明責任を果たすよう求めましたが、「その時の判断は正しかった」「広報等予算の説明の中でふれる」と開き直りに近い答弁です。
 こんな無謀な計画に賛成、チェック機能を果たせなかった、「何でも賛成」の議員の責任も重大です。

 さよなら原発1000万人アクション群馬県実行委員会の主催による「力合わせる200万群馬-3.11さよなら原発アクション」が3月11日の日曜日、午前11時より高崎の城址公園で開催されます。

プログラム
11;00 開始  パネル展示、子どもコーナー、フリーマーケットなど
11:30 コンサート  南條倖時司  石坂亥士
12:05 制服向上委員会
12:30 集会
13:30 さよなら原発大行進
16:00 ステージ企画終了

みんなで参加し原発からの撤退をアピールしましょう。

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