リサイクルセンター21のゴミ焼却施設は、焼却の余熱を利用し発電を行っています。ゴミ熱量の10%程度が活用されているということですが、平成23年度は1437万船錺奪肇▲錙爾糧電をし、施設で81%使い、19%は東電に売電し2千万円ほどの収入がありました。夏季平日昼間11.4円、夏季以外平日昼間10.7円、その他4.9円でした。 
  昨年の予算委員会で北島元雄議員は、PPSに高く売電している桐生のように売電先を東電に限らず入札などで有利な販売をするよう提案しました。
  今年度は、東電以外の買い取り単価も検討し、国の固定買い取り制度と相まって、二倍の売電収入が見込めることになりました。
  ゴミ発電は成分によってバイオマスと非バイオマスに分かれ、バイオマス部分は固定買い取りで17円となっています。残りの非バイオマス部分は夏季平日昼間28円、夏季以外の平日昼間18円、その他8円と、需要の多い時間帯の単価が大きく上がりました。
昨年度PPSと売電契約をした桐生市では、売電収入が増えたため経費が削減され、伊勢崎市が桐生市に委託している赤堀地区のゴミ処理費の支払いが少なくなりました。

※バイオマス発電とは? 太陽エネルギーを取り込んだ生物資源を原料に燃焼して発電すること。伊勢崎市ではゴミの成分の半分がこれにあたる(生ごみなど)。石油製品などを原料にしたものは、非バイオマスとなる。