過去のブログで、2021年度の伊勢崎市の学校図書館の書籍購入額が、国の基準財政需要額で示した標準の図書購入額と大きな乖離があることを紹介しました。

決算質疑で昨年2022年度の状況を聞きました。昨年度伊勢崎市の小学校の図書購入費は、国の基準が2,169万円に対しが実際の購入額が1,225万円で56%でした。四ッ葉を含む中学校が1,356万円に対し1,131万円で83%と基準を大きく下回っています。

文科省は蔵書冊数基準も示しており、かつて伊勢崎市は基準に届かない学校がいくつもありましたが、現在蔵書冊数は全校が基準を超えているそうです。

13年度までの伊勢崎市の学校教育方針は「主体的に読書をしようとする心を育む教育活動の推進」の冒頭に「学校図書の蔵書数の拡充」という言葉が入っていました。ところが14年度から蔵書数の拡充という言葉が消えました。

この時期に伊勢崎市の蔵書冊数がすべての学校で国の基準の達したのです。新しい本の購入費が国基準の56%でも、古い本を廃棄しなければ冊数は増えます。国の蔵書冊数基準を超えれば、中身は古くても良いというのが伊勢崎市の考えのようです。

国が交付税で措置した学校図書の購入費、使い道は自由です、いったい何に使われたのでしょうか。