広島の給食弁当業者がコロナで売り上減少したあげく、過当競争で食材の高騰分を価格に反映できず倒産しました。
赤堀、あずまの市立幼稚園は学校給食センターから給食が配送していますが、旧伊勢崎の市立幼稚園は弁当業者からの給食です。
給食センターは食材費だけの負担で一食250円、これに調理や配送に必要な経費255円が市費から支出されて、一食単価は505になっています(昨年から食材の値上がり分が補助され、今年は一食50円補助されています)。
一方旧市内の弁当給食は材料、調理、配送費込みで昨年は一食216円(税別)でした。共産党議員団はせめて食材の値上がり分だけでも補助をと求めましたが「要望が来ていない」と対応がありませんでした。
おどろいたことに、今年度の契約は昨年度よりさらに3円に値下げ213円になりました。食材高騰で、子どもたちの給食の質をさげないように業者給食にも補助を、という要望は余分な心配だったのでしょうか?
「栄養価は十分足りている」というが213円の昼食とは味はどんなものか。未来を担う子ども達に、牛乳やたまにはデザート、果物をと願いますが一食213円ではどうなっているでしょうか。
話しは変わりますが、刑務所の食費は一日528円とか。弁当ではなく受刑者が自分たちで作っています。一食当たりでは幼稚園の方が38円刑務所より上回っていますが、これには調理の手間代も入ってのことです。食材費だけで見ると、どちらが上回っているか。
1万2千食の新給食センター建設時「この機会に市立幼稚園全園に給食センターからの提供を」と求めましたが対応しませんでした。
共産党議員団のたびたびの問題提起に他会派の議員も同調し、やっと旧市内の市立幼稚園での給食センターからの提供時期を憑依しました。しかし実施は来年2学期からと、ここでも実施を先延ばししています。
太田では今年度から学校給食の完全無料化がスタートしました。この違いはどこからきているのでしょうか。
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