JCP伊勢崎市議団ブログ

日本共産党の伊勢崎市議団のブログです。北島元雄市議、長谷田公子市議の2名です。市民の暮らしを守る立場から日夜全力で取り組んでいます。悪政続く安倍政権のもとで、市民と野党の共闘、良識ある保守の皆さんとも協力・共同の立場で市民生活擁護をめざします。

2023年11月

30日定例伊勢崎市議会が開会になります。
4日と5日に一般質問が行われ、日本共産党議員団は5日午後長谷田議員が質問します。

長谷田議員の一般質問要旨

1、市民を丸ごと支援する街づくりについて

 ⑴  総合相談窓口の稼働状況及び課題

 ⑵  重層的支援体制について

2、子どもの権利を守るまちづくりについて

 ⑴  子どもの参加する権利行使の状況

 ⑵  いじめ

 ⑶  虐待

 ⑷  子どもの権利条例制定及び救済機関設置の考え

3、会計年度職員の待遇改善について

 ⑴  現状

 ⑵  ハラスメント研修及びアンケート実施の考え

 ⑶  賃上げ

 ⑷  期末・勤勉手当

ネットでライブ中継もします。是非ご覧ください。

 

 水道料金は最低生活に必要な水の料金は安く、利用水量が多くなるほど割高になる仕組みですが、改定案では1㎥当たりの料金を100㎥までは5円値上げし、それ以上は据え置くという大口利用者を優遇するものです。

最近改定または改定を予定している自治体と比べると、口径13mm、20mmの利用者の水道料はさほど変わりませんが、口径100mm、150mmの利用者の平

均水道使用量で他市と比較すると利用料金は下表の様に伊勢崎市は格安になっています。

口径20ミリで2か月に42㎥使用する世帯で5,550円から6,060円に9.19パーセントの値上げですが、口径150ミリで9,913㎥使用する所では1,613,885円から1,644,985円に1.9%の値上げで、下水道と同じく大口優遇なっています。

下水道、水道とも一般生活者に狙いを定めた値上げと言えます。水道料金改定も12月議会に提案されます。

水量使用料区分(1㎥あたり・2か月)

水量区分

現在

改定後

値上額

1~20

65

70

5円

2140

110

115

5

41100

125

130

5

101㎥~

145

145

0円







口径別基本料金

口径

現在

改定案

値上額

13mm

900

1,520

140

20mm

1,800

2,100

300

25mm

3,600

4,220

620

30mm

8,200

9,600

1,400

40mm

19,000

22,200

3,200

50mm

37,000

43,200

6,200

75mm

67,000

78,400

11,400

100mm

90,000

105,400

15,400

150mm

180,000

210,600

30,600

 

県内他市との水道料金比較 2月使用水量当たり料金

口径mm

使用水量

伊勢崎 円

前橋市  円

東部水道 円

渋川市 円

13

10

2,220

1,940

2,400

2,300

13

30

4,070

5,720

4,000

3,400

20

42

6,060

15,658

6,640

4,780

40

373

73,285

76,967

102,020

68,510

100

2856

516,520

673,704

821,880

638,860

150

 9,913

1,644,985

2,248,019

2,782,400

1,946,050

改定年度

 

2024

2025

2203

2014













11月19日晴れた天気のもと「まんぷくプロジェクト@伊勢崎」がJA南部支所の駐車場をお借りして開催されました。物価高騰で食糧にも事欠く学生や若もの、市民の支援を行おうと今回で5回目となりました。

当日はスタッフ26人が準備し10時に開始しで、最終に上武大学の学生が飛び込んできて、あるものを手渡してすべての品物が終わりました。

 「参加者と学生数が多いのは続けていることの証だね」とスタッフの声。参加者からは「野菜と果物が多かったので嬉しかった」「お米が2㌔ももらえて嬉しい」との喜びの声があり、アンケートでは「次回も開催して欲しい」との声が多かったです。
  共産党議員団も物資の運搬や並べるスタッフとしてお手伝いしました。

11.19

下水道料金の15%値上げが料金審議会で答申されました。パブリックコメントで市民から1通も意見が来なかったので市民の賛同を受けたといいますが、どれだけの市民が15%も値上げされる提案を目にしたでしょうか。さしたる広報もなしに意見がないのは理解していただいたと、決まってから一生懸命広報するのが行政のあるべき姿でしょうか。 

 今回の値上げでは基本料金を900円値上げ、使用水量㎥当たりが2か月に120㎥までが㎥5円、2150㎥までが2円値上げ、51以上は料金を据え置くというもので、大口利用者の影響を配慮した値上げと言います。水道と下水道は同じ使用量になりますが口径150ミリの水道使用者の2か月分の平均使用水量である9,913㎥の下水道料金を見ると伊勢崎市111万円に対し他市は150万円前後という水準で、説明通り大口利用者に配慮した料金体系になります。

 税金で整備してきた施設です、生きていくのに欠かせない水と、企業活動に使う水は料金についてどちらが配慮が必要か明確ではないでしょうか。

 ちなみに値上げ率は平均で15%ですが、2か月10㎥の使用者で38%、30㎥で21%、51㎥超えると660円の値上げで頭打ちとなり、100㎥で6%、1000㎥超えると1%以下となります。

 大口利用者へ影響を考慮して据え置いたということですが、物価高騰の中で生活者への影響はどのように考えているのでしょうか。12月の定例会で値上げ案が審議されます。

基本使用料

現在

改定後

値上額

900

1400

500





水量使用料区分(1㎥)

水量区分

現在

改定後

値上額

1~20

53

58

5円

2150

93

95

2

51100

106

106

0円

101500

109

109

0円

501以上

113

113

0円


県内他市との下水道料金比較 2か月使用水量当たり料金例

使用水量

伊勢崎 円

前橋市

太田市 円

桐生市 円

10

1,980

1,280

1,100

2,000

30

3,510

2,820

3,400

3,500

102

10,928

10,970

12,560

14,300

9,913

1,117,979

1,563,300

1,478,250

1,485,950


2024

2002

2024

2020














 伊勢崎佐波民主商工会は11月9日、臂市長あて「地域経済振興とエネルギー価格・物価高騰に対する中小業者への直接支援策の策定を求める要請書」を提出し、商工労働や収納、国民健康保険などの担当職員と懇談、北島、長谷田市議が同席しました。

 参加した運送業者は「燃料の高騰で走れば走るほど赤字」、飲食業者は「コロナが5類になってもお客さんは戻ってこない中で、材料・燃料の高騰でいつ廃業になるか」、鉄工業社は「鉄パイプの材料が1・7倍に値上がりしているが単価に反映できない業者がほとんど」と物価高騰で苦しんでいる中小業者の現状を話し支援策の充実を訴えました。

 玉村の事業者からは「コロナ以後玉村では国の交付金など活用し6回支を援金の給付を行っている。この秋にも売り上げや粗利がコロナ前の2割減少している事業者に給付金を出している」と紹介しいせさきでも具体化するよう訴えました。

 市の担当からは「省エネへの転換補助に3億円を出すなど市としても対策を講じている」などの説明がありました。

これに対して参加者は「力のある事業者だけでなく、設備投資する資金もないほど苦しい状況を理解してほしい」とのべ直接支援の実施を要請しました。

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