JCP伊勢崎市議団ブログ

日本共産党の伊勢崎市議団のブログです。北島元雄市議、長谷田公子市議の2名です。市民の暮らしを守る立場から日夜全力で取り組んでいます。悪政続く安倍政権のもとで、市民と野党の共闘、良識ある保守の皆さんとも協力・共同の立場で市民生活擁護をめざします。

2023年02月

定例市議会が開会になり2月28日、3月2日に一般質問が行われます。日本共産党議員団は長谷田公子市議が代表して一般質問を行います。3月2日の午後2番目か3番に予定しています、
議会の傍聴にぜひお出かけください。ネットでも見られますので是非ご覧ください。

一般質問の要旨

一、学校におけるいじめについて

⑴認知

⑵対応

⑶転校

二、学校運営について

⑴校則

制服及び体育着の指定業者決定方法

算数セットの学校への配備

三、伊勢崎庭球場について

現状の認識

⑵改修計画

四、交通安全対策について

歩道整備

⑵ゾーン30

⑶白線及び横断歩道の修繕

引き続きため込み財政

 伊勢崎市の新年度予算案の概要が発表されました。物価高騰で実質賃金は下がっていますが、名目賃金はあがっているため、市民税や固定資産税が2・3%増え、国からの交付税も増えるため、一般会計は3・3%増の803億円と800億円の大台にのりました。

昨年度は臂市長になって、市の貯金である財政調整基金をはじめ基金の積み立てが大幅に増えました。今年度も予算概要によりますと、3月末の見込みで財政調整基金が5億5千万円増の74億8千万円、その他の基金も含めた基金合計は17億4千万円増え159億円になります。特別会計でもオートの基金が1・5億円、国保の基金が2・7億円増えました。相変わらずのため込み市政といえます。

 来年度予算ではこれらを取り崩す予定ですが、今年度の予算でも取り崩す予定でしたが、歳入が増え取り崩しをやめ、逆に積み立てを増やしたのです。コロナと物価高で二重の苦しみの市民生活をよそに、臂市政はやるべきことをやらず基金を増やし続けて来ているのです。市民の暮らしへの要望を実現する財源はあります。

新年度新規事業

 新年度●高校世代までの医療費無料化●学校給食費の物価高騰分の支援一食50円の補助(年間1人1万円)、●高齢者でエアコンの設置のない家庭に設置補助●高齢者の帯状疱疹ワクチン接種の補助など、の間要望してきたものが予算化される前進面もあります。オートレース事業からの3億円の繰り入れは3年連続となります。

財政調整基金とは、年度間の財源の変動に備えて積み立てる基金。財源に余裕がある年度に積み立てておき、災害など必要やむを得ない理由で財源不足が生じた年度に活用するもので、市の貯金に相当する。20年度末に55億円だったものが、臂市長就任以来、うなぎ上りに増え続けています。この間コロナ禍に物価高騰で、市民生活は災害並みの打撃を受けていますが、伊勢崎市の対応は国からくる交付金頼みで、市の貯金は増え続けているという実態が数字でよくわかります。

年度末の財政調整基金残高億円

8年前から困窮家庭への食糧支援に取り組んでいる「一般社団法人とまり木の会」代表理事山口富雄さんらが、「伊勢崎市フードバンク活動」の具現化に関する要望書を臂市長に提出懇談しました。

山口代表は「明日の食糧にも事欠く市民が増えていることを実感している。市から紹介されたと連絡をくれる方もおり市の食糧支援施策は後れを取っており具体化を」と要請。

「役所の担当窓口に非常用食料など常備する」「支援したい人と支援団体をつなぐシステムの確立」「支援団体への聞き取りだけでなく実のある支援を」と要望しました。 

市長は「支援団体の皆さんの意見をお聞きしているところ。どういう支援ができるか急いで検討」と前向きではありますが、相変わらず検討中を繰り返すものでした。

支援を受けて助かったというSさんは「いろんな所に相談をして支援団体にやっとたどり着いた。困ったときに支援が受けられるようお願いしたい」と市の具体的な対応を重ねて要請しました。

要請には日本共産党市議団が紹介議員として同席しました。

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   昨年は高齢者の入浴施設みやまセンターが設備の故障で4月から8月まで入浴施設を休止しました。数年前にも老人いこいの家で温度調整の機械が故障して数か月入浴施設の利用が中止になりました。

 今度は福祉プラザでボイラーの水漏れとかで、12月末から利用ができなくなっています。「自宅のお風呂が使えなくて、入浴施設の休止でしばらくお風呂入っていない高齢者がいる。どんな状況なのか」という問い合わせがあり、高齢対策課に対応を聞きました。

 過去2回と違って修理の予算が取れなくて、依頼が遅れたということではないようです。故障の翌日には修理を発注し、部品そのものは大きな金額でないが、部品が入らないで修理に取りかかれずにいる。やっと部品の供給日程が具体的になり、2月1週には部品が入荷、2週には修理し試運転できるようになるということです。

 それにしてもこのように次々と故障し、長期に施設の利用が休止になるのはメンテナンスに原因があるのではないでしょうか。

壊れるまで使って壊れたら入浴施設を廃止するという考えが、メンテナンスにも影響与えていると思うのは「うがった」見方でしょうか?

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