JCP伊勢崎市議団ブログ

日本共産党の伊勢崎市議団のブログです。北島元雄市議、長谷田公子市議の2名です。市民の暮らしを守る立場から日夜全力で取り組んでいます。悪政続く安倍政権のもとで、市民と野党の共闘、良識ある保守の皆さんとも協力・共同の立場で市民生活擁護をめざします。

2021年08月

昨年の当初予算はコロナ対策費用は盛り込まれておらず、745億円の予算規模でした。

途中国からのコロナ対応地方創生臨時交付金が、合計23億9千万円が三度に分けて交付されました。これを利用して感染拡大の防止、市民の暮らし支援、地域経済の支援、社会生活の維持など42の事業が交付金事業として取り組まれ、26億4千万円が支出されました。差額は財政調整基金や、中止になった事業の予算をこれに振り向けました。

 一人10万円の給付金や、ひとり親世帯への給付金など、全額国が負担する給付金なども追加され、745億円だった予算が、決算では1千億円にもなりました。コロナ対策などで250億円市の予算が膨らんだことになります。

緊急で予定外の支出が必要な時のために、財政調整基金として市の貯金が貯えられています。昨年度の決算書によりますと市の貯金である財政調整基金は2019年度末が52億円であったものが2020年度末は3億円増えて55億円になりました。

市民の暮らしも市財政も大変な時に、しっかりと市の貯金である財政調整基金は3億円も増やしたことになります。

やり繰り上手なのか、やるべきことをやらなかったのか? 

 26日臂市長あてに「新型コロナ感染症の爆発的感染拡大に対する要請」を行いました。
 市のコロナ対策担当部長である勅使河原健康推進部長に手渡し、検査の拡大や学校の蟹戦防止対策について要請しました。

新型コロナ感染症の爆発的感染拡大に対する要請

伊勢崎市議会日本共産党議員団

 

 デルタ株に由来すると思われる新型コロナの感染が爆発的に広がっています。臂市長におかれましては対応に日々ご苦労されておられることと思います。

 今回の感染は若い人や子どもへの感染が増えており、新学期を迎えるにあたり、大変憂慮する事態になっています。軽症者が多いとはいえ若い人も中等症や重症化する心配があり、このまま急激な陽性者の増加は医療現場の負荷が限界に達する恐れがあります。

まずは感染拡大を止めることが大事です。そのためには無症状感染者を早期に発見することです。PCR等検査の抜本的な拡大、社会的検査の拡大が必要です。また自宅療養についての考えを県が打ち出していますが、必要な医療が受けられる体制が不安であり、また家庭内感染のリスクを減らすためにも、病院やホテル療養が望まれるものです。つきましては以下の項目について早急な対応を要望するものです。

 

一、学校や幼稚園、保育園、放課後児童クラブ、事業所などで社会的検査を実施するよう県に働きかけると同時に、太田市や館林市のように市独自にも検査の実施をお願いします。(陽性者の出現にかかわらず)

一、陽性になった方が症状に応じて必要な医療か受けられ、家庭内感染が防げる対応を県に要請すると同時に、伊勢崎市としてもとれる対応をお願いしたい。

一、予約が困難な人で、接種を希望する人は確実にワクチン接種が受けられるよう支援の体制を整えてください。

一、感染爆発的の中で「使って応援!コロナ対策認定店支援」が始まりました。アルコールの禁止、時短営業の中で「使って応援キャンペーン」は、呼びかけている「不要不急の外出自粛」と矛盾するものです。チケット利用期間の延長など実施し、利用を先送りし感染を止める対応をお願いします。

一、学校再開にあたり感染防止のため教員の負担がこれまで以上に増えます。支援員を増やすなど、教員の負担を減らし感染防止対策が万全に取られ、新学期に安心して学校へ通える環境を整えてください。

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23日議会運営委員会が開かれ正式に定例議会の日程が決められました。
6日に行われる一般質問で日本共産党議員団を代表して長谷田公子議員が一般質問を行います。
通告した質問の要旨を紹介します。

長谷田議員の一般質問要旨

一、新型コロナウイルス対策について

ワクチン接種 ⑵陽性者への対応状況

検査体制

⑷経済対策

ア事業者支援 

イ国保税・介護保険料の減免

二、高齢者の移動支援について

免許返納者数  タクシー券

⑶デマンドバス・デマンドタクシー

三、学校給食無料化について

第3子無料化

 ⑵無料枠の拡大

傍聴も出来ますが、本会議の様子はインターネットでも配信します。

定例会日程予定

30日 本会議 議案提案

2 日 本会議 決算質疑

3 日 本会議 一般質問

6 日 本会議 一般質問

8 日 決算特別委員会

9 日 決算特別委員会

13日 本会議 議案質疑

15日 総務委員会

16日 文教福祉委員会

17日 経済市民委員会

21日 建設水で売委員会

24日 議会運営委員会

29日 本会議 討論、採決

 今日の伊勢崎市の新型コロナの陽性者は76人と過去最高をこえました。一体どこまで増え続けるのでしようか。家庭内感染でこどもたちにも感染者が増えており、もうすぐ夏休みを終えて新学期を迎えまるのにこのような状況では心配です。
 20%近い陽性率という事は、検査にかからない無症状者が見逃され、感染が広がっているのですから、検査の抜本的拡大が必要です。
 このままでは感染拡大が止まりません。太田や館林では子どもたちに検査キットを配るようです。県の対応待ちでなく検査の拡充が必要です。


陽性者グラフ (2)

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