JCP伊勢崎市議団ブログ

日本共産党の伊勢崎市議団のブログです。北島元雄市議、長谷田公子市議の2名です。市民の暮らしを守る立場から日夜全力で取り組んでいます。悪政続く安倍政権のもとで、市民と野党の共闘、良識ある保守の皆さんとも協力・共同の立場で市民生活擁護をめざします。

2020年11月

本日介護保険運営協議会が開催され傍聴しました。前回同様傍聴者は北島一人でした。
 一番興味のある来年度から3か年の介護保険料の算定(議会に年800円の値下げ案を報告)に関する審議が行われ、基礎となる認定率の推計、サービス供給量の推計、基金積立金の活用の考え方など説明がありました。こうした算定の基礎となる細かい数字の資料が掲載された「高齢者保健福祉計画案」と付属資料の文章が傍聴者にも手渡されましたが、前回までは資料は持ち帰りが認められていたのに、今回は回収資料として部外には出せないと市職員に回収されてしまいました。
 だれがどんな権限や思惑で前回までは持ち帰りを認めていた資料の回収を決めたのか、運営協議会委員にも諮らず資料を部外に秘密にするやり方に、伊勢崎市の介護保険行政の市民不在の姿勢が読み取れます。
 高い介護保険料を決めて16億円もため込んでいるやり方を批判してきた嫌がらせでしょうか。


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 このほど議会運営委員会に、来年から3年間の介護保険料について市の検討案が出されました。今後3年間の介護保険の給付見込み額と、地域支援事業の見込み額の総計が支出になります。この内制度上65才以上の1号被保険者が負担する割合が23%ということになっています。

 これまでにとりすぎて基金として16億円ため込んでいるので、そのうち7億5千万円を負担軽減として取り崩すという市の計画です。結果、保険料基準額が年額7万20000円と算定しています。これまでの7万2800円と比較すると800円の引き下げになるという提案です。

 「必要以上の基金を保有することは、保険料の使途として適切ではありません。またできるだけ保険料負担を軽減することが求められています」と保健福祉計画の中で書きながら、8億5千万円も引き続き基金としてため込み、今年度も不足する話は出ていないので繰り越しが出ればさらに基金は増えます。いう事とやることが違ってはいないでしょうか。

 基金を取り崩したらいくら下げられるのか、12月3日の一般質問で明らかにしたいと思います。   

 

※介護保険基準額=本人が市民税非課税で世帯員に課税者がおり、本人合計所得金額と公的年金等の収入金額の合計が80万円以上の人

 

 30日に定例議会が開会になります。
 一般質問の通告を出しました。今回は北島が質問します。12月3日の午前中の予定です。

   質問の要旨 (変更になる場合もあります)

一、第8期高齢者保健福祉計画について

⑴ 介護保険サービスの課題

ア 介護認定

イ アンケート

ウ 介護サービス事業者

 ⑵ 介護保険料

 ⑶ コロナ禍における介護サービスの課題

 ⑷ 介護保険運営協議会

二、障害福祉及び介護施設に対する苦情対応について

三、新型コロナ感染症とその影響について

 ⑴ 網羅的、定期的PCR等検査

 ⑵ 国民健康保険、介護保険料の減免

 ⑶ 地域経済の継続支援

 ⑷ 大学生及び専門学生への支援

 ⑸ 住まい及び食料の緊急支援

 戸谷塚町の会議所前で街頭演説を行いました。会議所前に天明の浅間の爆発で流れ着いた犠牲者を祭る碑があります。かつては柴町のところで利根川の流れが七分と三分の二つに分かれいたそうです。浅間の大噴火により発生した泥流は、流れが緩やかになるここで堆積、流された人も700人くらいが流れ着き地域の人が土砂の中を探し、今の名和公園近くの河原に葬ったということです。
 こうした歴史を子供たちにもわかりやすく書いた冊子「夜泣き地蔵のおはなし」がケースに入っていて、名前を書けば頂けるという事なので頂戴してきました。なんとなく話に聞いていたことですが、読むと子供たちにも語り継いでいかなければならない出来事だと改めて感じました。
 制作に当たった戸谷塚町区と飯島恭己さんに感謝です。


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 伊勢崎市東館ロビーで児童虐待防止(オレンジリボン)、女性に対する暴力防止(パープルリボン)、障がいのある人の社会参加を進める(イエローリボン)3っのパネル展が開催されました。
 会場には伊勢崎市のキャラクターくわまるがアマビエに扮して出迎えてくれました。
 パネル展は13日で終了しました。


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