市内にある新日本婦人の会の支部と班が合同して、新しくできた学校給食センター「伊勢崎第一調理場」を見学・試食会を行い、北島市議、はせだ市議が同行しました。当日は36名が参加し、最初に二階の見学コーナーから調理作業を見学しました。
煮物の所では千人分できる大釜が八つ並んでいて、出来上がった卵スープを食缶に分けていました。焼物・揚げ物、あえ物と各部屋に仕切られ、同様の施設がもう一つあり東調理場と西調理場に分かれて、105人が働いています。
地場産野菜を多く取り入れられる献立を工夫しているそうで、市内産野菜を3割程度使用しており、3ベスト3はニラ97%、ホウレンソウ86%、小松菜85%です。子どもたちの好きなメニューだけでなく、多少残食が出ても残したい伝統食
などもメニューに加えているとの事です。
見学した24日の献立はコッペパンに卵野菜スープ、ジャーマンポテト、フランクフルト、ジョアでした。コッペパンは昔食べたパサパサとは違って、しっとりおいしいパンでした。参加者は全員完食しました。
アレルギー対応について質問がありましたが、献立のアレルギー食品を情報提供し自己責任で対応と、代替食はやっていないそうです。桐生で先日新しい給食センターの建設に着手しましたが、市長がアレルギー対応の給食を提供するための施設整備をすると起工式で挨拶していました。
残念ながら伊勢崎市は施設が新しくなっても、アレルギーの子供たちに寂しい思いをさせないという、考えの基本のところが古いままです?