JCP伊勢崎市議団ブログ

日本共産党の伊勢崎市議団のブログです。北島元雄市議、長谷田公子市議の2名です。市民の暮らしを守る立場から日夜全力で取り組んでいます。悪政続く安倍政権のもとで、市民と野党の共闘、良識ある保守の皆さんとも協力・共同の立場で市民生活擁護をめざします。

2015年09月

 伊勢崎市は昨年度はオートレース事業から、市財政に1億円の繰り入れが行われました。赤字転落以来15年ぶりのこと、合併以後初めてです。

 この間車券購入者への返還金率を、75%から70%に減らし(実質の値上げ)、売り上げは減っているが収益が増え、基金積立金を13億円まで積み立ててきました。

 競馬や、競艇は売り上げの減少が底を打ったと言われていますが、オートレースは伊勢崎で昨年度も平成25年度比6%減少と止まりません。

 そのため昨年度決算で単年度の黒字は597万円という厳しい結果になりました。

 それも本来は市財政に繰り入れ、市民福祉や青少年の健全育成などに使うべき、競馬の場外馬券売り場所在市交付金(迷惑料ともいうべきもの)1667万円を赤字の穴埋めに使っての結果です。

 一般会計繰入金の1億円と、過去に延納していた、振興法人JKAへ納付金の昨年度返済分1億5千万円は、利益からは出せず、前年度繰越金と、基金取り崩しで捻出しました。

 今年度は売り上げを確保するために、開催最終日を日曜、祝日にする、競輪場外売り場への、オート車券発売委託などがすすめられます。

 公営競技入り乱れてのあの手この手の増収策が進められていますが、社会の変化の中で、公営ギャンブル離れが食い止められるか疑問です。

母子家庭の増加、非正規雇用の拡大などで、子どもの貧困が社会問題になっていj
す。

 文部科学省によると小中学生のうち、学校給食費などの支援を行う「就学援助」の利用者は、全国155万人に上るという事です。

児童生徒の15・6%、小中学生の6人に1人が就学援助を受けています。

 伊勢崎市の徳江教育長は「北関東3県は相対的に低く6パーセント台」と答えています。その群馬県の中でも市部で一番低いのが、別表のように伊勢崎市です。伊勢崎市の父母は他市と比べて所得が多いという事ではありません。

 この制度国の基準ではなく、それぞれの自治体が基準を設けて適用しています。その市の考え方で、基準が厳しければ受けられる人が少なくなります。

 「なぜ伊勢崎市は就学援助を受けられる人が少ないのか」質問したところ、申請者が少ないという答弁でした。どのような人が受けられるか基準が明確でなく「就学に困っている人」という事では、多くの方があきらめて申請をしないのではないでしょうか。

全国では6人に1人が受けているという実態もきちんと知らせ、真に困っている人が受けられるような適用基準に、所得基準も明快にすることが必要です。

 「申請しやすい制度に研究し、必要な人が受けられる制度に改善したい」という教育長の答弁がありました。困っている方にはぜひ申請をすすめましょう。


就学援助の受給率     2014.5.1
     小学生      中学生
伊勢崎市 3.31% 4.93%
前橋市  8.48% 12.18%
高崎市  ―     ―
桐生市  7.66% 9.36%
太田市  4.23% 5.85%
沼田市  5.11% 5.86%
館林市  4.43% 6.39%
渋川市  5.13% 6.35%
藤岡市  6.76% 9.06%
富岡市  4.72% 5.88%
安中市  6.43% 9.39%
みどり市 5.76% 7.51%

高崎市は公開してほしくないという事ですが、県下平均程度です。

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  昨日は参議院特別委員会での戦争法強行採決に抗議し、街頭宣伝が行われました。

 子ども達のために戦争法を止めようと保育園関係者・女性団体の皆さんと、伊勢崎市と、玉村町の議員が怒りを込めてスピーチを行いました。

 法案が通っても力を緩めずに、反対の声を広げ必ず廃止にさせましょう。

ウィンドーズ10をダウンロードしたらブログ投稿ができなくなってしまいしばらくお休みとなりました。

早まったことをするもので無いですね。

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