JCP伊勢崎市議団ブログ

日本共産党の伊勢崎市議団のブログです。北島元雄市議、長谷田公子市議の2名です。市民の暮らしを守る立場から日夜全力で取り組んでいます。悪政続く安倍政権のもとで、市民と野党の共闘、良識ある保守の皆さんとも協力・共同の立場で市民生活擁護をめざします。

2015年02月

 伊勢崎市はこれまで赤堀中学校の移転に合わせて、赤堀とあずまの学校給食調理場を統合し、あずま地区の西久保に新給食センターを建設する計画を明らかにしていました。

 ところが新年度予算では、これに第一調理場(名和)まで含めた3調理場を統合し、一万二千食の巨大調理場をつくる計画に切り替え、設計委託を行う予算案を発表しました。

 他に例をみないような巨大な調理場をつくるのに、運営委員会でもたいした論議もなく、保護者には説明もなく来年度には設計を進めるという強引な進め方です。

 食育に力を入れ、合併した自治体のセンター方式を自校方式に切り替えている高崎市のような自治体と比べて、経費優先としか言えません。

 定例会が始まりました。日本共産党議員団は今会期の一般質問をはせだ公子が行います。

 質 問 の 要 旨

1 学校給食について  

 (1)アレルギー食への対応 
 (2)放射能対策 
 (3) 給食費無料化

2 5歳児検診について

3 小規模企業振興について 
 (1)創業者支援
 (2)空き店舗対策
 (3)まちなかリニューアル助成制度
 (4)小規模企業振興条例

4 市営合葬墓について


■長谷田議員の質問は午後の1番か2番目。傍聴は市役所西北傍聴者入口よりお入りください。

このほど来年度の伊勢崎市の予算案が発表されました。一般会計は消防本部庁舎、赤堀中建設など大型事業が終了したため合併特例債の発行を21億円減らし、予算総額735億円(前年比△3.2%)になります。

個人市民税11.1%増、法人市民税20.1%増と所得増加を見込んでおり、税収増により地方交付税が減額され、自主財源の比率が1.5ポイント改善され51.8%となります。

この間要望していた放課後児童クラブの増設、放課後児童クラブ非課税世帯補助などが新規事業として実施されます。

主な事業 ★新規事業 ☆継続、拡充事業

1、 福祉地域医療の充実
★赤堀小学校区直営の放課後児童クラブの開設 赤堀支所を活用して直営で開設
★地域ふくし館うえはすの移転建設 赤堀西久保町に移転新築
★水痘・高齢者用肺炎球菌ワクチン予防接種の実施
☆がん検診の実施  子宮頚がん乳がん検診の無料クーポン券事業市単独事業として
継続
★入退院支援センターの整備 現在の窓口から市民病院に専用スペースをつくる
★いせさき聖苑待合室の改修  和室の待合室を洋室に改修
★伊勢崎福祉作業所トイレの改修
☆消費税対策として臨時交付金の支給
  
2、地域活性化の推進
☆地域コミュニティ活動事業補助金 170行政区に上限30万円補助
☆住宅リフォーム助成金  
☆宮郷工業団地整備  
☆新伊勢崎駅周辺整備 駅東の用地購入
☆伊勢崎駅周辺整備・賑わい創出  駅前インフォメーションセンター開設
★勤労者会館の改修   震災で休館している勤労者会館を全面改修
☆勤労者生活資金融資預託金の取扱金融機関拡大
★赤レンガ倉庫の整備 境駅前の赤レンガ倉庫を地域活性化の拠点に活用
★市民プラザ施設整備事業 外壁及び体育館の排煙高窓を改修
☆企業立地奨励金の拡充 工場等を新設増設する企業の奨励金拡充
★農地の集積や集約化の推進 農地中間管理機構による担い手への集積

3、安心安全なまちづくり
☆消防本部旧庁舎の解体  
☆消防無線のデジタル化  
★マンホールトイレの整備  避難所の生活排水環境を確保する(市民の森ほか3施設)
★橋りょう点検の実施  新たに2m以上15m未満の橋梁も点検する
☆南部第三工業団地の道路冠水対策の実施  排水路の築造工事に着手
☆清掃リサイクルセンター21基幹的設備改良工事の実施
☆上水道施設の整備  石綿セメント管の更新 西久保排水ポンプ更新
★第64回利根川水系連合・総合水防演習の実施
☆防犯灯のLED化  490基新設

4、教育・スポーツ・文化の振興
☆世界文化遺産の整備活用  
★ふるさと文庫の設置 学校などに地域素材の書籍や資料を集めた「ふるさと文庫
」設置
☆小・中学校、幼稚園の耐震化  耐震化、体育館照明器具落下防止、吊り天井改修
☆小学校のトイレ改修の実施 小学校6校トイレ洋式化
★四ツ葉学園中等教育学校の整備  エアコンの更新  体育館吊り天井の改修
☆スポーツ施設の整備 境伊与久テニス場人工芝張替、赤堀中央運動場野球場改修等
☆生涯学習施設の整備  境采女公民館の耐震補強、北公民館耐震設計
★学校給食調理場の整備 第1、赤堀、あずま調理場を再編し西小保方公園に新設

5、行革の推進
★全庁利用型のGISの整備  住宅地図や独自の地図システムを整備
★公共施設統合総合管理計画の策定 更新・統廃合・長寿命化などを平準化計画的に
★行政不服審査事業の実施  行政不服審査委員会の設置準備
★個人番号カードの申請受理 マイナンバー制度の開始にあたり申請者に
個人番号カード

6、その他
★ぽてんしゃる・アップ事業(8事業) 職員提案型の事業を創設
<平成26年度繰り越し事業>(「地域住民生活等緊急支援のための交付金」活用事業)
★地域消費喚起・生活支援型事業(1事業)  プレミアム商品券 20%のプレミアム
<平成26年度繰り越し事業>(「地域住民生活等緊急支援のための交付金」活用事業)
★地方創生先行型事業(14事業) 放課後児童クラブ及び児童館とう保育環境改善事業放課後児童クラブ利用者補助事業利用者補助事業、不育症治療費助成事業ほか11事業 

予算案などを審議する定例会は2月23日から始まります。                     

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 高崎競馬場跡地へのコンベンション(大型展示・会議場施設)計画を考える2・7県民集会が前橋市で開かれました。

 県が計画への批判を受け、企業への利用需要調査や住民アンケートの結果を踏まえ1・6万㎡から1万㎡に縮小する計画を自民党に提示。これに自民党が反発し、県は一日で2万㎡に修正しました。

 集会では高階ミチ実行委員長が「県民アンケートでもコンベンションを望む人は少ない。この集会をきっかけに会を広げて見直しへと県を導いてほしい」とあいさつしました。

 県議会の全会派に呼びかけたパネル討論には、日本共産党の伊藤祐司氏とリベラル群馬の角倉邦良氏が出席しました。パネラーの西野寿章高崎経済大学教授は「先にコンベンションありきでなく、群馬の特性を生かした中小企業振興を第一に考えるべきだ」と語りました。

伊藤県議は県民合意も科学性、説得力もない計画だと指摘し「大きな物をつくれば客が来て地域が潤うという発想で、全国どれだけ失敗したかを学んでいない」と計画を批判。新潟市の朱鷺メッセの失敗例、金沢市での地元の条件をうまく生かした取り組みを紹介。

建設ありきでなく、群馬の良さや利点を生かし、資産を研究し集客に結び付けることこそ先に行うべきだと提案。県議会で情報公開を求め、追及する決意をのべました。

 共産党の酒井ひろあき県議、長谷田直之伊勢崎佐波県政対策委員長も参加しました。
 

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