JCP伊勢崎市議団ブログ

日本共産党の伊勢崎市議団のブログです。北島元雄市議、長谷田公子市議の2名です。市民の暮らしを守る立場から日夜全力で取り組んでいます。悪政続く安倍政権のもとで、市民と野党の共闘、良識ある保守の皆さんとも協力・共同の立場で市民生活擁護をめざします。

2014年05月

 本日の新聞報道によると文部科学省は58年ぶりに統廃合の基準を定めた指針を見直すとのこと。通学距離や通学時間の指針を大幅に見直し、この秋にも全国の自治体に通知するそうです。
 27日の経済財政諮問会議で、民間議員が財政規律の観点から、学校の統廃合基準の見直しを提言しています。
 伊勢崎市では学校規模の適正化に関する基本方針を出すための検討委員会がつくられようとしていますが、市の独自の考えではなく文科省や経済財政諮問会議の考えを先取りしての検討委員会設置と言えるようです。
 文科省の新方針は強制力はありません。地域の声が大事です。
 

  学校教育法施行規則において小・中学校の学級数の標準を12学級以上18学級以下と規定しています。しかし、それぞれの都市のもつ地域性や人口動態などに応じて柔軟な対応が認められています。
伊勢崎市は、この標準から著しくかけ離れた学級数を有する学校の規模の適正化を計る必要があると「伊勢崎市学校規模の適正化に関する基本方針検討委員会」を設置し学校規模の適正化に関する基本方針を検討していくことを打ち出しました。
平成17年度以降の児童生徒数の推移や将来推計では、小学校では平成20年度をピークに減少、中学校では平成28年度をピークに減少に転じる見通しであるからという理由です。
 現在伊勢崎市内には標準規模を下回ったり、上回っている学校が、小学校13校、中学校7校あります。児童生徒の減少に対応して学校規模の適正化の基本方針を検討する、と言っているところに注目する必要があります。
 これまで増えているときには適正規模など全く無視し、減少が見えてきたところで適正規模を検討するという話しですから、上回っているところも含めて検討すると言っていますが、実際は下回っている所の統廃合を検討するというのが目的になるのではないでしょうか。

  ちなみに現在下回っているのは小学校で

島小(3学級)
北2小(8学級)

中学校で
境西中(7学級)
境北中(7学級)
境南中(11学級)
です。


  黙っていたら統廃合の方向に進んでいく恐れがあります。学校の統廃合に反対する声を広げましょうましょう。

  検討委員会の定数は16名。学識経験者として大学教授1名、地域住民代表として区長11名、校長会から2名、PTA連合会から2名の、合わせて16名を予定しています。

 6月に第1回の検討委員会を開き、本年度中に基本方針を策定する予定ということです。

  会議録は後日公開しますが、会議は非公開、委員の市民公募もあません。




 伊勢崎市内では雪害を受けた農業用ハウス等は被害面積の70%、1、159、231㎡の再建希望があり、これに関わる被災農業者向け補助金は、これまで決定した35億6千万円にプラスして、55億4千万円の追加が必要となりました。
 これは面積が2割程度増えたのと、畜舎などその他施設についても補助対象にするなどの量的拡大と同時に、ハウスの資材高騰によるものです。
雪害前パイプハウス資材は㎡当たり3,000円であったものが6,504円に、エコノミー、鉄骨ハウスは6,000円であったものが14,574円にもなっているそうです。
資材不足と言ってもこんな足元を見るやり方は問題です。これでは補助金の額が大きく膨れ上がり、被災農家の負担も、1割負担のわけが、2倍・3倍になってしまいます。国に対して適切な対応を求めていく必要があります。

廃資材処理はビニールと廃ポリに加えその他プラやくつ石なども対象にしこの分も予算化されます。

商工業者にも見舞金

商工業者の工場や店舗、倉庫なども固定資産税の減免が認められた課税標準額10万円以上のものに対し、5万円の見舞金が交付されます。


伊勢崎市議会6月定例会に補正予算として提案されます。


 




イメージ 1
 今朝は定例の朝宣伝の後、当選後初めての議員協議会が開かれました。
 
 
 議員バッチの佩用や自己紹介、特別職や部長等の紹介がありました。5月1日から今期の任期は始まりましたが、実質は今日からが始まりです。新たな決意をもって頑張っていきたいと思います。


 日本共産党議員団として会派結成届を出し、北島が議員団長、長谷田が幹事長を務めます。

 16日の全員協議会で所属常任委員会などの相談が行われ、20日の臨時議会で議長等とともに正式決定します。

                         北島元雄

イメージ 1
 5月3日、憲法改正を掲げた安倍内閣による、集団的自衛権など解釈改憲の策動が強まる中「第30回の憲法記念日集会」が高崎の群馬音楽センターで開かれ、広範な市民の連帯で憲法改悪を止めようと確認し合いました。

 記念講演には弁護士の川口創さんが「戦争する国づくりを止め憲法9条をいかす」と題し講演を行いました。
 川口さんは、安倍内閣が進めようとしている集団的自衛権を「解釈改憲」で認めようとしていることは、「権力を憲法で縛る」立憲主義そのものの否定につながる危険な動きと警告、今こそ立ち上がろうと呼びかけました。

 第2部の講談師神田香織さんによる講談「チェルノブイリの祈りー未来の物語」は、チェルノブイリの事故に最初に駆け付け被爆した消防士の夫婦の純愛物語を講談化したもので、時のたつのも忘れるほど引き込まれました。

 今回の集会には過去最大の1900人が参加し、憲法を守る運動の広がりをつくる熱気ある集会となりました。

写真は講談師 神田香織さん
 

↑このページのトップヘ