JCP伊勢崎市議団ブログ

日本共産党の伊勢崎市議団のブログです。北島元雄市議、長谷田公子市議の2名です。市民の暮らしを守る立場から日夜全力で取り組んでいます。悪政続く安倍政権のもとで、市民と野党の共闘、良識ある保守の皆さんとも協力・共同の立場で市民生活擁護をめざします。

2013年12月

 伊勢崎市民病院改革審議会から「伊勢崎市民病院の経営改革、今後のあり方に関する答申」が出されました。

 答申では、「この間の経営改革の努力によって平成22年度から経常収支で黒字化を達成。トータルで12億円の黒字を計上したことを評価し、民営化等の経営形態の見直しは当面必要性が見当たらない」と市立病院としての運営を継続するよう答申しています。

 また答申では市財政の繰り入れを、救急医療や高度医療を支える公立病院として、国が交付税の算入基準としている金額に限定し、今後赤字にならないようさらなる効率化を求めています。

 答申により当面市民病院を民営化するという心配はなくなりました。検査や診療科目による収益率を計算して不採算部門を洗い出すなどの経営努力が功を奏して黒字化したようです。

 今後国の診療報酬のさじ加減ひとつで収益は変わってきますが、赤字かどうかが判断の基準でなく、公立病院として地域医療をどう支えていくかが判断の基準になるのがすじのような気がします。。

 日本共産党伊勢崎市議団の12月の無料生活法律相談会は、定例の第4月曜日23日が祝日のため16日に変更します。

 午後6時より伊勢崎佐波民主商工会会議室をお借りして行います。

 お申し込みは北島元雄24-8410、長谷田公子25-1130または共産党伊勢崎佐波地区委員会25-4854まで。

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 昨日アジア・アフリカ・ラテンアメリカ連帯委員会(AALA)の案内で、キューバの著名な政治学者ラファエル・ヘルナンデスさんが我が家に来ました。

 日本農業の現状について知りたいと、生産の形態や地域のつながり、輸入自由化の影響などいろいろな角度から質問がありました。

 キューバでも今農村から都会へ若者がどんどん流失して大きな問題になっているということです。

 これから地方都市の自治がキューバの発展にとっは大きな役割を果たすと、市議会議員の活動についても様々な質問があり懇談しました。(北島)

  群馬県の発表によると、防衛省から新潟の関山演習場、群馬の相馬原演習場等において来年2月下旬から3月中旬頃、日米共同訓練を実施されるということです。

 小野寺防衛大臣はこの訓練には普天間飛行場の米軍の新型輸送機オスプレイを使用する方向で調整していることを明らかにしています。
 
 オスプレイは墜落事故が相次いでいる危険な飛行機で、沖縄に配備するについて大きな反対運動が起こりました。

 自衛隊もオスプレイの保有をすすめようとしており、相馬が原に常駐の危険もあります。
 
 心配していたことが現実化しています。今でも戦闘機や輸送機の低空飛行訓練で大きな不安を抱えているのに、さらにオスプレイまでなどとんでもでもありません。

 「オスプレイ配備反対」の大きな県民世論を広げ中止させましょう。

  伊勢崎市の養護老人ホームは、愛老園など運営する社会福祉法人三友会を指定管理者に運営されています。五年に一度の指定替えで来年度から原病院系列の社会福祉法人和会を新たな指定管理者とする議案が出されています。

 これは養護老人ホームを民設民営にするため、施設を建設し運営する法人を公募した結果、三友会が選定から漏れ和会が民設事業者として選定され、新設されるまでの市立養護老人ホームの運営も、三友会から和会に変更することになったのです。

 指定管理制度では市の公の施設の管理を、五年ごとに公募により選定することになっています。公募ですから必ずしも同じ事業者が指定されるとは限りません。

 今回のケースのように仕事も慣れ順調に運営されていても、五年後突然運営事業者が変わることがあります。

 こうなったら担当職員が突然の変更で、別の事業者からくることになりますから、障がい者や高齢者の施設では混乱が予想されます。

 そこで働く人も、五年後働き続けられるかわからないという不安定な立場で仕事をすることになります。

 事業者はそのために正規雇用者を増やすわけにはいかないので、いつでも辞めてもらえる非正規雇用者の比率を高めることになります。

 公の仕事でこのようにワーキングプアーを増やし、不安定雇用を増やしているのでは市役所こそ「ブラック企業」です。
 
 25人程度いる養護老人ホームの職員が路頭に迷うことの無いよう、市としてきちんと対応するよう求めました。

 市長は「今までと新しい事業者と市の三者協議会をつくって、雇用者の意向に沿うよう処遇する」「指定管理制度のこうした弊害については今後検討していく」と回答しました。

 

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