JCP伊勢崎市議団ブログ

日本共産党の伊勢崎市議団のブログです。北島元雄市議、長谷田公子市議の2名です。市民の暮らしを守る立場から日夜全力で取り組んでいます。悪政続く安倍政権のもとで、市民と野党の共闘、良識ある保守の皆さんとも協力・共同の立場で市民生活擁護をめざします。

2013年10月

 昨年度、国民健康保険税は固定資産税割を中心に6・8パーセント引き下げました。昨年度の決算では、引き下げてもまだ繰越金が5億1千4百万円、基金積立金が7億1千4百万円残り、合われて12億2千8百万円の黒字がでていることが明らかになりました。

 2010年までは、国民健康保険税の負担軽減のために、市の財政から繰り出しを行ってきました。一番多い時には加入者一人7082円も繰り出してきました。 

 後期高齢者制度ができ、国保から後期高齢者医療への支援金制度ができました。

 その時値上げし過ぎて大きな黒字が出たことで、市財政からの繰り出しをやめ、黒字を活用して国保税を引き下げましたが、それでもまだ黒字が12億も出ていますから、来年度新たな引き下げは可能で財源はあります。

 以前のように市財政から国保税軽減の繰り出しを行えばさらにもっと大幅引き下げもできます。

 国保加入者は年金生活者、無職者、非正規雇用者など低所得の方が多く、所得税や住民税とは違って所得とは関係ない負担があります。
 
 世帯割・人数割がウエートの高い国保税は所得の低い世帯には重い負担で、払える国保税ににするには、この部分を大きく引き下げる必要があります。

 滞納すると保険証を取り上げるぞと脅すだけでなく、引き下げて払える国保税に戻すことが必要です。
 
 引き下げを求め大きな運動を広げましょう。

◆この10月1日の新規保険証の発行状況は

通常の保険証世帯    27788世帯  85.28%
短期保険証(6ケ月)    3863世帯  11.85%
資格証(窓口10割負担)  935世帯   2.87%

減ったとはいえ相変わらず14.72%の家で通常の保険証が発行されていません。


 1995年(平成7年)伊勢崎市水道局は水道庁舎用地として、市役所の敷地に匹敵する広大な土地を購入、未利用のまま昨年県教育委員会に清明高校グラウンド用地として売却しました。
 

 購入価格11億5千万円に、16年間払った借入金の金利7億1千万円かかっており、総額18億6千万円ほどの経費になります。

 しかし地価下落で売却価格はたった5億8千万円、差引12億8千万円も損失が出ました。
 
 損失はすべて水道料からの利益で補てん済みで、加入世帯平均1、8000円も負担したことになります。

 「未利用の土地を売却して経費の削減を図った」と広報での市民に対して行った説明は、まさに黒を白という話です。

 決算審議において、二度とこうした事態を起こさないためにも、原因と責任を明らかにするよう求めましたが、全く答えません。

 
 日本共産党議員団は、購入時「無駄な投資」と反対し、購入後は「早期の売却」を求めてきました。
 
売却することは当然ですがこれだけの損失を出したのに、市民に対する説明がなされておらず、問題点の検証がされていない」と決算認定に反対しました。
 

 無責任なお役所仕事と、それをチェックしない「なんでも賛成議員」のおかげで、こんなに大きな損失になってしまいました。

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 波志江町の赤城見台公園の南の畑一面にソバが栽培されています。そばの白い花が満開になって白いじゅうたんのように広がっています。

 そばは11月に収穫され、市内の直売所などで販売されます。

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 10月1日告示で行われた玉村町町議会議員選挙は、日本共産党から現職の宇津木はるのぶさんが立候補しました。

 選挙は定数いっぱいの16名しか届出がなく無投票で当選が決まり宇津木さんの5度目の当選が決まりました。

 宇津木さんは国保税の1万円引き下げ、すべての学校の教室にクーラーの設置など訴えて選挙戦をたたかいました。

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