JCP伊勢崎市議団ブログ

日本共産党の伊勢崎市議団のブログです。北島元雄市議、長谷田公子市議の2名です。市民の暮らしを守る立場から日夜全力で取り組んでいます。悪政続く安倍政権のもとで、市民と野党の共闘、良識ある保守の皆さんとも協力・共同の立場で市民生活擁護をめざします。

2013年06月

諸団体・個人で構成する伊勢崎佐波社会保障推進協議会(関根洋会長)は、6月8日(土)午後1時半~より伊勢崎ふくしプラザボランティアルームにおいて、今年度の総会をもちました。
今年度の活動方針として、国保税の引き下げにつながった「国保・介護を良くする会」の取り組みを継続して行っていくとともに、とりわけ社会保障の解体をめざしてつき進んでいる今の政治状況の中で、「安心して暮らせる医療、介護、年金を!」の声を広く市民の中に広げていく粘り強い取り組みを行うことを打ち出しました。
今年の学習交流会は、「反貧困ネットワークぐんま」で活躍する司法書士の仲道宗弘さんを講師に招き、「みんなの暮らしをこわす生活保護改悪―当事者も、関係ないと思っている人も、知ることから始めませんか?」のテーマで持たれました。
仲道氏は、90年代後半から始まった自民党・公明党政治が推し進めた「構造改革」の結果もたらされた雇用破壊と「格差」が1千万人の「貧困」層を生み出したことを、時代を追って解き明かしました。また、日本の生活保護制度の捕捉(ほそく)率は2割で、生活保護基準以下で暮らす人の8割が制度を利用していないこと、今よりもっと受けにくくする制度改悪や受給額の切り下げは基本的人権や国民生活そのものへの攻撃であることを明らかにしました。
そして、「世界中で荒稼ぎしたい無国籍企業のために社会保障や雇用をさらに破壊していく道を選ぶのか、国力に見合ったヨーロッパ型の充実した社会保障制度を打ち立てていくのか、今、国民は選択を迫られている。」と、課題を明らかにしました。

 本日7日から伊勢崎市議会が開会されます。議会日程は次のようです。

6月7日 本会議  議案質疑
6月10日 本会議  一般質問
6月11日 本会議  一般質問
6月13日 総務委員会
6月14日 文教福祉委員会
6月17日 経済市民委員会
6月18日 建設水道委員会
6月20日 議会運営委員会
6月24日 本会議  討論・採決

本日は「子ども・子育て条例案」「一般会計和声予算」について質疑を行います。

11日の午後2番目か3番目に北島が一般質問を行ないます。
項目は
◆成年後見について
◆公契約条例について
◆学校給食への市内産農産物の活用について
を予定しています。

今朝は恵みの雨が降って、庭のプランターの水くれをせずに済み助かりました。

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 1931年9月、小林多喜二が文芸講演会で伊勢崎を訪れたときに、立ち寄った先でで無届集会として検束され、民衆が警察署を占拠し釈放させた事件が「多喜二奪還事件」です。その発端となった菊池敏清宅を明日岩手の国民救援会の皆さんが見学に寄ります。

 今朝は伊勢崎・多喜二祭のメンバーが草刈り作業を行いました。この家の大黒柱を背にして、ミョウガ汁をすすりながら小林多喜二が近郷の青年たちと座談を行ったという事です。その部屋を眺めると、その時代のことを想像できるような趣です。

                     北島 元雄

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