JCP伊勢崎市議団ブログ

日本共産党の伊勢崎市議団のブログです。北島元雄市議、長谷田公子市議の2名です。市民の暮らしを守る立場から日夜全力で取り組んでいます。悪政続く安倍政権のもとで、市民と野党の共闘、良識ある保守の皆さんとも協力・共同の立場で市民生活擁護をめざします。

2012年01月

国は空間放射線量が地表1辰韮亜Γ横灰泪ぅロシーベル以上を除染の目安としています。
前橋市では小中学校と養護学校の約1500カ所で空間放射線量を測定し、子どもの安全と保護者の不安解消のため、より高い数値の出やすい地表で0・23以上を除染の基準としました。その結果29校で雨どいの下など75カ所が基準値を超えたため、除染作業を行いました。
館林市では、公共性の高い224施設の集水ますや、水や泥が集積する場所2000カ所を測定、地表面0・23を超える場所は除染を行うこととしました。昨年11月にも1631カ所を測定、3地点で基準をわずかに上回り除染作業を終了しています。
伊勢崎市では議会の答弁で「各学校で校庭の中央以外も測っているが、高いという報告がないので0・2マイクロシーベルトを超えている所はない」といって数値を公表してきませんでした。今年になってやっと校庭の中央だけでなく各学校、数カ所の放射線量の測定結果を発表しました。しかし公表したのは地表1辰涼賄世里澆梁定結果です。
他の公園や公共施設と同じように「地表や、50僂梁定」をなぜしないのでしょうか。これでは「マイクロスポットの地表では基準値を超えているのでは」とますます疑わしくなり、不安が増大するばかりです。心配がないというのなら学校内も地表の測定をすべきです。

 前橋市が行った新清掃工場の環境影響調査は、環境に影響無しの評価準備書が出されています。
 環境影響評価書といえば、防衛省が未明に沖縄県庁守衛室に持ち込んだ段ボール箱がそれです。
 あれだけの騒音や、自然破壊が心配される施設でも、環境に影響無しの結果が出るのが環境影響調査のようですから、どれほどいいかげんものかがこの件でよくわかります。
 新清掃工場の環境影響評価準備書にかかる、群馬県主催の公聴会の公述人が公募されています。
■公聴会2月25日午後2時
 県庁29階 294会議室
■公述申し込み
 環境森林部環境政策課環境企画係へ意見の概要を記載し提出、2月15日締め切り
(「『きたさん』のフレッシュ便」1月29日953号から)

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 市民病院の経営改善が進められ、2年経過後に、取り組みの評価、経営形態の見直し(市立から民営化や独立行政法人化)について検討することになっていました。このほど経営検討審議会から評価意見書がだされました。
平成22年度、目標とした指標の14項目のうち11項目を達成し、14年ぶり黒字化が実現しました。
かかりつけ医との連携強化により、重篤患者にウエートを置いた治療。医師の処遇改善。診療材料費や委託費の大幅削減。第二売店としての院内コンビニの開設。医療事務作業補助体制の充実。診療報酬請求事務の精度向上、などの経営改善が収支改善の要因として上げられています。
 同時に国の診療報酬改定などにより、全国6割の自治体病院が黒字になったと言うことですから、これも大きな要因です。
 目標未達成項目は、手術件数、集中治療室稼働率、救急患者数の3項目です。もともと高い目標設定で、他の医療機関との連携がすすんだ事により、目標に至らなかったとの評価が出されています。
 評価書には検討委員会の意見としてその他の項目には、「公立病院として、採算に合わない事業の展開も必要だが、近隣に大きな病院が建設されることから、医療体制の充実を図り、がん治療や心臓血管外科などの得意な診療分野を市民病院の「売り」または「ブランド」として、多くの市外県外からの外来患者を獲得していくことが求められる。」との意見も付されています。
 経営改善という立場からは、こうした見地が必要なことかもしれませんが、市立病院の使命とは何かを考えさせられる意見です。
 経営形態については、黒字化を受けて当面様子を見て、平成25年度に結論を出すということになりました。
(「『きたさん』のフレッシュ便」1月29日953号から)

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