JCP伊勢崎市議団ブログ

日本共産党の伊勢崎市議団のブログです。北島元雄市議、長谷田公子市議の2名です。市民の暮らしを守る立場から日夜全力で取り組んでいます。悪政続く安倍政権のもとで、市民と野党の共闘、良識ある保守の皆さんとも協力・共同の立場で市民生活擁護をめざします。

2011年07月

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 前橋市が5月末に行った新清掃工場の都市計画決定に向けた説明会で前橋市は、「都市計画決定は、環境影響評価の結果が出る秋頃に行う」と言うばかりでした。
「公聴会」を開くこと自体は良いのですが、5月の説明会でなぜこんなに近い日程で行う原案の閲覧や公聴会について説明しなかったのか?疑問が残ります。
 また、セシウムの沸点は641℃です。バグフィルターで本当にほとんど除去できるのか?ゴミの高温での焼却処理による、周辺の環境汚染も心配されます。伊勢崎市のゴミ処理についても安全性の確保や測定が求められますが、前橋市中のゴミを一カ所に集めて燃やすという計画についても新たな危険性が指摘されています。
意見のある人は、積極的に「口述申出書」を出しましょう。

前橋市は、前橋市下増田町に建設を計画している新しい清掃工場について、都市計画決定をするために都市計画原案の閲覧と公聴会を実施し、広く意見を求めると発表しました。

【原案の閲覧】
期間 7月20日(水)~8月3日(水)
  ※土・日をのぞきます。
時間 午前8時30分~午後5時15分
会場 伊勢崎市役所東館1階市民情報コーナー
   前橋市役所都市計画課

【公聴会の実施】
期日 8月20日(土)
時間 午前10時開始
会場 前橋市城南公民館
 公聴会の傍聴を希望する人は、当日直接会場に出掛けて下さい。
 なお、原案についての意見が提出されない場合は、公聴会は開催されないとの事です。

【意見の提出方法】
公聴会で意見の発表を希望する人は、住所・氏名・年齢・職業・意見の要旨(400字以内)および原案についての利害関係を書いた前橋市長宛の書面「口述申出書」を、直接または郵送で、前橋市都市計画課に提出して下さい(用紙は特に決まっていません)。
提出先 〒371-8601
    前橋市大手町二丁目12‐1
    前橋市都市計画課
締切日 8月3日(水)必着
(「公子のフレッシュ便」7月24日582号から)

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 七月十六日、朝から太陽が照りつけ伊勢崎は38・6度と、今年二度目の日本一の暑さとなりました。
 北海道礼文島を出発し、東北を通り新潟から群馬に入った、国民平和大行進東日本コースの行進が、この日伊勢崎から桐生まで行われました。
 行進は、伊勢崎市役所前で市長代理の総務部長や斉藤議長から激励の挨拶を受け、九時に伊勢崎市役所を出発しました。碓氷峠から群馬県内をずっと歩き続けている、四名の県内通し行進者を先頭に、うだるような暑さのなか行進する一行に、多くのドライバーから手を振っての激励が寄せられました。
 途中東支所で昼食を取り、桐生県道を歩き午後四時過ぎに桐生市役所へ到着しました。桐生市役所では、桐生市長、議長の歓迎を受け、桐生市実行委員会に旗を引き継ぎました。当日は、共産党伊勢崎市議団の北島市議、長谷田市議も参加し歩きました。
 行進は桐生から太田、太田から上武大橋を経て埼玉県に引き継がれます。
 地区内では十六日に赤堀支所から本行進へ合流するコース、十七日玉村役場から伊勢崎市役所へのコース、十八日に境支所から上武大橋までの、網の目行進も取り組まれました。
(「『きたさん』のフレッシュ便」7月24日930号から)

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 伊勢崎市の水道水は、県営浄水場の県央第二水道から供給される利根川の表流水を渋川市の群馬用水赤城幹線から取水した水と、市浄水場で地下水を汲み上げた水がブレンドされています。
 県央水は、原発事故発生当初にヨウ素がわずかに検出されました。雨が降った後は24時間取水を行わない等の努力もあり、3月24日調査分よりいずれも不検出が続いています。市が検査依頼をしている機関では、少数点以下第3位まで調べているとのことです。
(「公子のフレッシュ便」7月10日581号から)

 七月四日「新日本婦人の会」と「いせさきの教育をよくする会」は来年度からの伊勢崎市内の中学校で使用する教科書について、自由社版教科書【歴史・公民】および育鵬社版教科書【歴史・公民】を採択しないよう要請しました。
 この2社の教科書は歴史分野では、歴史学の成果を無視した特異な内容で歴史の歪曲があり極めて問題があります。「神話」をとりあげ日本の歴史を天皇中心に描こうとしたり、アジア太平洋戦争での植民地支配や侵略戦争を「アジアの開放に役立った」と肯定・正当化しています。また公民でも自衛隊を前面に押し出して「国防の義務」や「愛国心」を強要しながら、国際貢献の名で自衛隊の海外派兵を推進しています。
 これらの教科書を使わせることは、事実でない誤った歴史像を子どもに注入し、近隣諸国を始め、世界の人々と平和に生きる力を奪い、戦争する国の担い手に子どもを育てることにつながるので、採択しないよう求めました。
 合わせて新日本婦人の会は「学校におけるきめこまかい放射能調査のため各学校に測定器を配備すること」や「学校給食材の放射能検査の実施」などをもとめました。
 教育長は「教科書については現在検討委員会で検討しており、それを受けて8月にも教育委員会で決定する。放射線測定器を伊勢崎市で5台そろえ、うち2台を教育委員会で管理し検査を行っている。」とこたえました。
(教科書採択とは―公立の小中学校で使用する教科書は、都道府県内にある各地区の協議会の議論を踏まえて、市町村の教育委員会が決定する。それに先立ち伊勢崎市では6月末まで教育研究所で、教科書の展示が行われました。採択は文部科学省の検定に合わせ、4年に一度行われます。前回まで基本的人権と戦争の放棄を高らかに宣言している現憲法を、否定する「扶桑社」の教科書を採択させようと動きがあったが、今回は分裂し同様の教科書を自由社と育鵬社が認定を受け採択地区を増やそうとしている。)
(「『きたさん』のフレッシュ便」7月10日929号から)

 6月8日の市浄化センター下水汚泥の放射性物質検査では、ヨウ素は不検出、セシウム134が77.3ベクレル/圈▲札轡Ε爍隠械靴93.3ベクレル/圈合計170.6ベクレル/圓箸覆辰討い泙后
 最高で4万ベクレルを超す高濃度の放射性物質が検出された前橋市の下水汚泥は焼却した後の灰で凝縮されたものでしたが、汚泥の状態で比較しても伊勢崎市は前橋市の2分の1以下です。

放射能定点測定の結果 6月21日
測定の高さ  地表  50cm  1m
市役所本庁舎 0.087  0.085  0.088
宮郷公民館  0.096  0.076  0.074
三郷公民館  0.115  0.094  0.090
赤堀支所   0.138  0.115  0.103
あずま支所  0.122  0.102  0.107
境采女公民館 0.084  0.078  0.076
境支所     0.088  0.072  0.076
豊受公民館  0.096  0.090  0.082
(単位はマイクロシーベルト毎時)
(「公子のフレッシュ便」7月3日580号から)

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