JA佐波伊勢崎の営農部長、同課長さんに肥料、資材、飼料の高騰などについてお話を聞きました。

 オール14といポピラーな肥料で、昨年秋20キロ1570円だったものが今年10月は予約で2760円、予約でなければ3000円を超す単価になると話していました。肥料削減の対策をとると、高騰分の7割を補助する国の制度が始まり、JAでは10月879名の相談や申請のお手伝いをし、4700万円給付金が申請されました。ちなみに申請の人件費に補助金は出ずJAの持ち出しということでした。

 今年度のコメの仮渡し価格は60キロ9500円で、昨年よりは高くなりましたが、そうでなくても赤字ですが、経費の高騰分も赤字が増えます。

来年10月から始まるインボイス制度で、農協への出荷は特例でインボイスはいらないが、直売所出荷者は消費税納税業者にならなければいけないようだとのこと。売り上げ1000万円以下の事業者は消費税が非課税になっていますが、インボイスにより直売所出荷者にも消費税負担が重くのしかかることになるようです。

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