群馬県はこれまで40人以下学級だった中学2・3年生についても、今年度から35人以下学級になりました。予算質疑でこれによって伊勢崎市では中学2年が5学級、中3年が5学級の計10学級増えるにことが答弁されています。

10学級増えるという事は担任として10人の先生が必要になるだけでなく、それに対応し、10学級コマ数の授業時間か増えることになります。担任以外にも教員が増えなければ教員の過重負担はますます増えます。

教科によって1クラスを二つに分け授業を行う少人数授業のために、配置されていた先生などを担任に回して、クラス数は増えても教員は増えないという事が心配されましたので、予算審議で教員の配置について質問しました。これに対して中2・3年の35人以下学級導入により、教員が14人増えることが答弁されて安心していました。

ところがその後の現状は、心配した通りになっているどころかさらにひどい体制なっています。昨年に比べて中学校は学級数が35人学級導入以外にも5クラス増えており、合計で15学級増えているのですが、先生の人数は総計で昨年に比べ1名減っている事が明らかになりました。

 答弁との違いを質すと

35人以下学級のために増える先生の人数を答えた」と、減る人数はそれとは別という珍回答です。

 クラス数は増やしても教員を増やさないどころか減らす、まやかしの少人数学級を進める県の教育委員会の姿勢が最大の問題なのですが、それを包み隠すような市の教育委員会の対応も問題です。

 コロナの影響や、パソコンタブレット導入への指導など教員の負担はこれまで以上になっていますが、クラス数や授業数が増えているのに教員は減らされるのでは、さらに過重労働となり、子供たちのふれあいの時間が、今まで以上に削られてしまいます。