わずか1回の審議で4つの保健センターを1カ所にの素案

 公共施設のあり方について検討する「あり方検討委員会」の第2回目の委員会が6月10日開催されました。第1回目は統合廃止の対象になっている施設の訪問でしたから実質は初めての審議です。ここで伊勢崎市内4カ所にある保健センターを、新しくつくる新センターにすべて統合する素案がまとめられ、市民意見募集のパブリックコメントがおこなわれています。
 今年の2月まで新センターと赤堀の保健センター2カ所にする計画が決定され構想が発表されていたのに、わずか1回の審議でこれを白紙に戻し1カ所にする素案を決めてしまうのですから荒っぽい審議です。6月30日まで保健センター、市民プール、高齢者入浴施設のあり方についての市民アンケートが募集中なのにその意見も聞かずに結論を出すのは市民の意見を聞く耳持たずの対応です。市民協働のまちづくりを標榜する伊勢崎市とは思えないものです。

市議団であらためて赤堀の保健センターを見学しました。
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